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2014年 日本グアム親善大会 −大会結果−

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掲載日:2015.06.05

Men's Physique / メンズフィジーク

International Men’s Physique Tall Class



激戦のトールクラスは日本チャンピオンの長谷川浩久が中村厚志に敗れるという波乱。しかし、長谷川の状態は日本選手権時よりもさらに研ぎ澄まされ、ポージングも型が出来上がっていた。

中村はバルク重視の海外では国内よりも評価が高まるだろうという予想だったが、その通りだった。結果的にはグアムの選手が優勝でそれぞれ2位と3位に終わったが、2人の戦いは今後もますます楽しみになってきた。



1st. Xavier Reyes
2nd. 中村 厚志(なかむら・あつし)
3rd. 長谷川 浩久(はせがわ・ひろひさ)

原 謙司(はら・けんじ)
有馬 康泰(ありま・みちひろ)




Men's Physique / メンズフィジーク

International Men’s Physique Short Class
オーバーオール優勝・徳久 大器




JBBFにいよいよ登場した徳久大器。迎え撃つは日本選手権でクラス別優勝を果たした坂井大樹。そしてボディラインの見せ方がとても上手なグアムのRiviera選手。以上の3名の優勝争いとなったが、徳久の各部位が見事にセパレートしたマッスルとそのバランス、完成度は際立っていた。

ここで "フィジーク版・ミスターパーフェクト" と銘打つことにしよう。まだまだ伸びしろがあるので、今後が楽しみでしかたない。



1st. 徳久 大器(とくひさ・たいき)
2nd. 坂井 大樹(さかい・ひろき)
3rd. Rivera Reymar




Bikini / ビキニ

International Bikini Short Class
オーバーオール優勝・荻山 はるか




ビキニに参戦してほとんど負け知らずの荻山はるかがまた勝ってしまった。今回先天的に有利な海外の選手に勝ったことは非常に価値のあること。波に乗る荻山のステージングはポーズ、表情、すべてに於いて完璧だ。



1st. 荻山 はるか(おぎやま・はるか)
2nd. Lisa Santiago Castro
3rd. Leah Jacobson

冨田 やよ(とみた・やよ)
花木 緑(はなき・みどり)
高橋 夏美(たかはし・なつみ)




Bikini / ビキニ

International Bikini Tall Class



日本選手権の争いがグアムで再現された。8月には新井敬子に歯が立たなかった椎名智香子は短い期間で大変身を果たしてきた。新井も見事にシェイプされた美しい肢体で、今回身体自体は甲乙付けがたかったが、椎名独特のミステリアスな雰囲気はグアムの審査員の心をつかんだことは恐らく確かであろう。



1st. 椎名 智香子(しいな・ちかこ)
2nd. 新井 敬子(あらい・けいこ)




Women's Physique / ウィメンズフィジーク

Women’s Physique Open Class



昨年この大会チャンピオンの大澤直子と今年大旋風を巻き起こした澤田めぐみ。日本選手権の状態を維持したままのベストコンディション。しかし、グアムの選手は男性並みのマッスルだった・・・。



1st. Thea Schuler
2nd. 大澤 直子(おおさわ・なおこ)
3rd. 澤田 めぐみ(さわだ・めぐみ)

大森 恵美子(おおもり・えみこ)
佐藤 三佐子(さとう・みさこ)




Body Fitness / ボディフィットネス

International Body Fitness Short Class



稀に見るモリモリ度の齋藤由紀と驚異的なウェストラインの土門真理子は、それぞれ持ち味を発揮して、ハイレベルなこのクラスで表彰台に上がった。国際大会での入賞は今後に大きなプラスになるだろう。



1st. 齋藤 由紀(さいとう・ゆき)
2nd. Alyssa Gumabon
3rd. 土門 真理子(さわだ・めぐみ)




Body Fitness / ボディフィットネス

International Body Fitness Tall Class
オーバーオール優勝・山本 加容子




このクラスでは特にコメントをする必要がないほど山本は際立っていた。一人だけ別世界の選手。今年はジャパンオープン優勝、世界選手権5位、そして今回と…大飛躍の年だった。



1st. 山本 加容子(やまもと・かよこ)
2nd. Joy Quemado
3rd. Crystal Chittende




Men's Bodybuilding / メンズボディビル

International Bodybuilding
オーバーオール優勝・佐藤 茂男




各クラス優勝者によるオーバーオール審査であるが、日本選手権のファイナリストである佐藤茂男は格の違いを見せつける形となった。グアムのJoshua選手も若手ながら、非常に素晴らしい筋肉の持ち主だが、日本を出ても佐藤の脚のインパクトは圧倒的だった。



1st. 佐藤 茂男(さとう・しげお)

近藤 一隆(こんどう・かずたか)



Text :
Yasu Nakajima
フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 004 ]

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