株式会社SLDS presentジャパンストロンゲストマン2025 日本怪力王決定戦 観戦レポート#2
写真提供:今野颯人
取材・文 せきぐち
第三種目:バッグスロー time /45sec/4m
-80kg)12/14/16/18kg
-90kg)12/14/16/18kg
-105kg )12/14/16/18kg
無差別)12/14/16/18kg
マスターズ)12/14/16/18kg
・女子
-60kg)7/8/9/10kg
無差別級)7/8/9/10kg
マスターズ)7/8/9/10kg
・ノービス
男子オープン)10/12/14kg
女子オープン)7/8/9kg
試技中にギリギリ雨が降らなかったのが幸い。※雨が降っても続行
コンペティター女子は7/8/9/10kg。
ポールに触れた状態からスタート
マスターズは12/14/16/18kg。
筋力だけでなく高い瞬発力とコントロールも必要になる
下肢三関節が伸びた素晴らしいトリプルエクステンション
投げたバッグがバーを超すのを見届けたら落下を待たずにすぐ次へ。完遂時のタイムを縮めるには必須の技術。
ノービス男子は10/12/14kg。バーにぶつかっても乗っても越せばOK。
バーの真下付近で垂直に近い軌道で投げるか、バーから離れて放物線を描く軌道で投げるかでもパフォーマンスは大きく変わる
10~15㎏プレートを4m頭上に放り投げることを考えると大変さがお分かりいただけるだろう
好投が続いた
80kg以下級から無差別級まで重量は変わらず12/14/16/18kg
20㎏プレート近い重さのものを4mまで投げなければならない
スピード感があり個人的に好きな一枚
その後も完遂者が続く
無差別級
もはや完遂は珍しくなく僅差での時間勝負となった
しゃっ
最終試技。異様な速さで完遂するパフォーマンスを見せた
第三種目:サンドバッグスティープルチェイス 7+7m /time /60sec・男子/バー高さ1.2m
-80kg)①100kg/②100kg
-90kg)①100kg/②100kg
-105kg )①100kg/②100kg
無差別)①100kg/②120kg
マスターズ)①60kg/②100kg
・女子/バー高さ90cm
-60kg)①60kg/②60kg
無差別級)①60kg/②60kg
マスターズ)①30kg/②60kg
・ノービス/バー高さ90cm
男子オープン)①60kg/②100kg
女子オープン)①30kg/②60kg
お待ちしてます
ノービス女子は①30kg/②60kg
バーを越したらすぐに拾い、
二つ目のバーも超す。重量を増やしてもう一往復で完遂だが、二個目が重い。
コンペティター女子。
一周目も二周目も変わらず60kg。
男子ノービスは①60kg/②100kg
一つ目はどうにかなる
二周目の100kgが重い
快調に進むも二周目の一本目のバーを越した残り僅かなところで体力が尽きる選手も多くみられた。毎回思うがカテゴリーごと、種目ごとの強度設定が実に絶妙。
クラッチを組んでの運搬。腕が回れば有効な手段だ
二周目の二度目のリフトがきつい。運搬とリフトの繰り返しは想像以上に体力を消耗させ、二周目の落下地点でリフト中に試技時間終了となる選手が多い印象だった
サンドバッグも重くなるほど持ちにくくなる。指がかかるところを自分で作らなくてはならない
戻る時にバーをジャンプ
無事着地。2~3秒ほどは短縮になるのだろうか
出番待ち。試技中はなるべく戦略的に体力の回復に充てたい
マスターズも①60kg/②100kg
バッグはバーに触れても越せばいいが、越せそうで越しにくい極めて絶妙な高さに設定されている
90kg以下級は①100kg/②100kg
サンドバッグは台車を破壊しやすい器材のため台車に乗せるときは注意が必要。犠牲になった台車の数は計り知れない
105kg以下級も①100kg/②100kg
無差別級は①100kg/②120kg
バーベルでの重量感とは全く異なり、デカい上に持ちにくく不安定。
試技の合間。お互いの健闘を称え合うのがストロングマン文化
表彰
ノービス女子。一年鍛えて来年はコンペティターで出場したい、とコメント
ノービス男子 優勝は山口選手。「ダイエットして来年は本格始動します」。
コンペティター女子 1位高田選手 2位三浦選手
「来年はすべての種目をやりきりたい」とのコメント。
マスターズ男子 1位吉川選手 2位足立選手 3位村上選手
今年から設けられたマスターズ部門。「まだまだ頑張ります、よろしくお願いします」。
80㎏以下級 1位奥野選手 2位井上選手
「3回目の大会になります。1年目はオープン、2年目はコンペ。3年目、形としては優勝できたので嬉しく思います。 今回ノービスだった方もコンペに進んで頂き、一方で新しいノービスの選手をつれてきてもらいたいと思います」とコメント。剣道4段、隙のない構えを披露。
90㎏以下級 中村選手 「全力で取り組めました、ノーレップはなかったので良かったです。個人的には無差別級で戦っていきたいと思うのでそれを見据えてトレーニングに励んでいきたいです」。
105㎏以下級 1位塩崎選手 2位高本選手 3位森選手
「38歳88㎏でも戦える、まだこれからも頑張ってトレーニングしていきます。本日はありがとうございました」
無差別級 1位吉原選手 2位大吉選手 3位羽田選手
「挑戦的に参加をさせて頂きました、世界大会に向けて頑張ります。」
「勝った選手、負けた選手、それぞれいると思いますがまずはここにいる皆様が勝者だと私は思います。今後も競技の知名度を広め、参加者を増やして一層盛り上げていきたいと思います。スポンサーの方々、選手、会場、スタッフの皆様、ありがとうございました。」
2026年度も国内の各地で大会や練習会が行われる。究極の人間強度を競うストロングマン競技、ノービスからでもコンペティタークラスでも興味のある方は気軽に足を踏み入れてみてほしい。選手の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした!








