株式会社SLDS presentジャパンストロンゲストマン2025 日本怪力王決定戦 観戦レポート#1
写真提供:今野颯人
取材・文 せきぐち
ルールミーティング。細かい規則の確認や質問は今のうちに。
女子ノービス
女子コンペティター
男子ノービス
男子コンペティター80㎏以下級
男子コンペティター90㎏以下級
男子コンペティター100㎏以下級
男子コンペティター無差別級
マスターズ。今大会から初導入。
試合の様子はYouTubeでライブ配信された
一種目目の開始順はじゃんけんで決めた。前の選手の成功回数を上回れば勝ちの特性上、なるべく後にまわったほうが有利ではあるがこれだけは運。
じゃんけんで出される手の手首が太い
第一種目:ログクリーンプレス reps/60sec/トランプルール
・女子/8inchログ
-60kg)38kg/43kg
無差別級)43kg/50kg
マスターズ)32kg/38kg
・男子/12inchログ
-80kg)71kg/90kg
-90kg)76kg/95kg
-105kg )81kg/100kg
無差別)91kg/120kg
マスターズ)61kg/75kg
毎度おなじみストロングマンの花形種目、ログ
競技開始。女子ノービスは33kgで重量固定。
失敗なく安定挙上。幸先が良い。
パワーリフター・三浦陽菜乃選手。
翌日以降に手術を控えるも抜群の安定感。
高田奈由加選手。リフター&ストロングマン競技者。すでに複数のストロングマンの大会出場経験を持つ。
男子ノービスは60kgで重量固定。
着々と回数を重ねていく。時間内にできるだけ多く挙上する特性上、この重量では持久力も必要になってくる
安定試技が続く
マスターズは61kg/75kg。
海上自衛隊所属・村上京介選手。2年連続の出場。
ボディビルと並行して競技に臨み、右肘を痛めた状態で今日を迎えるもそれを感じさせないパフォーマンスをみせた
ストロングマン養成所、湘南怪力連合・阿達義和選手。
初出場ながらそれを感じさせない安定感、日頃の練習の密度が伺えた
連続出場、”タイヤの達人”吉川実選手。今回はマスターズカテゴリーにエントリー。
床から一挙動で軽々頭上へ。圧倒的なパフォーマンスに歓声よりもどよめきが起きた。ログクリーンプレスならぬログスナッチ。
重量自体は軽いけど体力的に回数が懸念だった、と本人談。※昨年のログは110㎏での試技だった
80㎏以下級、奥野寛樹選手。横浜/代官山のストロングマントレーニングクラブLCC所属。剣道4段。
ログは90kg。成功はしたものの、一回で体力が大幅に削られるのと順番が早かったためできるだけ多く成功させなければならないプレッシャーも相まってパフォーマンスを下げる要因となってしまった、と本人談。運の要素とはいえ開始前のじゃんけんが響いた。
湘南怪力連合、井上翔選手。過去に階級優勝経験あり。
安定挙上。3回成功を続けた後、体力に余裕を残して終了。順番が後だと前の選手より一回でも多く挙上すればよいので体力を温存しやすく、戦略上で有利に働く。
90kg以下級、湘南怪力連合所属 中村崇 選手。
スプリットジャークでの挙上。成功試技は最初の一本だけとなるも、宣言通りのノーレップ回避に成功。
いかに一回の挙上で大幅に体力が奪われるかがわかる
105kg以下級。LCC・森飛翔選手
驚異の粘りで成功試技
湘南怪力連合、平田将也選手。安定試技
JSU本部、米倉祐二選手。
ノーレップ回避の冷静な判断で堅実な成功試技。
JSU本部・高本樹選手。階級優勝経験あり。
ほとんどしゃがまない&グラつかない抜群の安定感のジャークで現時点での単独首位へ。
JSU関東支部・塩崎知道選手。
無差別級。JSU北海道支部・五ノ井武選手。
120㎏のログで3回すべて成功。
ジャークをしたりしなかったりで試行錯誤を重ねて現在のフォームに至ったとのこと。
大阪チキンレッグス・羽田佑眞選手。はたちゃんの愛称で親しまれている。
大阪ではストロングマンイベント「呑兵衛クラシック」を主宰。
LCC・吉原瑛太選手。
重い方のログがあと一歩で挙がらず、軽い方を一度あげてからまた重い方へ。0ポイント回避の冷静な試技。
元々はビルダー&ストロングマンだったがここ最近はストロングマンに注力中。
JSU本部・”ラッキーマン”大吉陵介選手。
過去には無差別級優勝、実質日本一を獲得している。
第二種目:フレームキャリー 24m(12m往復) /time /60sec
・男子
-80kg)180kg
-90kg)190kg
-105kg )200kg
無差別)220kg
マスターズ)160kg
・女子
-60kg)90kg
無差別級)100kg
マスターズ)80kg
・ノービス
男子オープン)140kg
女子オープン)80kg
女子ノービスは80kg。
女子コンペティターは90kg。
持つだけであればどうにかなるが持って走るのは容易ではない
2種目目からは現時点でのカテゴリー内の順位が高い選手ほど順番が後にまわる。
リフターの両選手ともに完走。
男子ノービス、140kg。かなり鍛えていても移動は困難。
軽々の運搬。
完走者が続出
歩くどころか走る猛者も現れた
マスターズは160kg。
続々と完遂。僅かな体使いが順位を分ける
80kg以下級は180kg。
90㎏以下級は190kg
105kg以下級は大台の200kg。
200㎏にもかかわらず軽快な運搬が続き接戦となった
無差別級は220kg。








