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2013年関東クラス別ボディビル選手権大会

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[ 月刊ボディビルディング 2013年11月号 ]
掲載日:2017.08.21
7月28日/海老名市文化会館
Photo & Report: Yasuharu Nakajima

50kg級

優勝 志村眞理(東京)

優勝 志村眞理(東京)

エントリーは4名と少々寂しいものであったが、全員が身体が出来上がってきている選手が集結したので、なかなか見応えのある戦いとなった。結果は優勝が志村、準優勝は三浦となったが、1位票を分け合う僅差での勝敗であった。

50kg超級

優勝 宮下真紀子(神奈川)

優勝 宮下真紀子(神奈川)

50kg級 2位 三浦恵美子(神奈川)[左] 3位 石田典子(神奈川)[右]

50kg級 2位 三浦恵美子(神奈川)[左] 3位 石田典子(神奈川)[右]

50kg級 4位 小林奈美(神奈川)[左]   女子オープン優勝 佐々木美香(埼玉)[右]

50kg級 4位 小林奈美(神奈川)[左] 女子オープン優勝 佐々木美香(埼玉)[右]

男子オープン優勝 A・ワレス(神奈川)[左]   男子オープン2位 中島健司(神奈川)[右]

男子オープン優勝 A・ワレス(神奈川)[左]  男子オープン2位 中島健司(神奈川)[右]

50kg級  優勝 志村眞理(東京)
50kg超級 優勝 宮下真紀子(神奈川)
50kg級 2位 三浦恵美子(神奈川)
50kg級 3位 石田典子(神奈川)
50kg級 4位 小林奈美(神奈川)
女子オープン優勝 佐々木美香(埼玉)
男子オープン優勝 A・ワレス(神奈川)
男子オープン2位 中島健司(神奈川)

60kg級

優勝 菊地 賢(東京)

優勝 菊地 賢(東京)

昨年70kg級6位の菊地が、今年は2階級下げてエントリーしてきた。すでに2週前の東京クラス別にて同階級にて優勝し、今回も大きさで図抜けていて、仕上がりも良く、文句なしの優勝。2位以下は軽量級らしくカット&デフニションのオンパレード。中でもバックポーズが特に充実している木下の完成度が評価され、準優勝となった。60 kg級では筋量を犠牲にして、カット重視で戦う選手が多い中、今回の菊地の出場&優勝は、これまでの軽量級の流れを変えるきっかけとなるかもしれない
60kg級 2位 木下昭文(東京)[左] 3位 真鍋宏光(東京)[右]

60kg級 2位 木下昭文(東京)[左] 3位 真鍋宏光(東京)[右]

左から、4位 高野宏一(埼玉) 5位 石原 洋(東京) 6位 藤谷伸幸(東京)

左から、4位 高野宏一(埼玉) 5位 石原 洋(東京) 6位 藤谷伸幸(東京)

60kg級
優勝 菊地 賢(東京)
2位 木下昭文(東京)
3位 真鍋宏光(東京)
4位 高野宏一(埼玉)
5位 石原 洋(東京)

65kg級

優勝 石井輝男(東京)

優勝 石井輝男(東京)

2週前の東京クラス別にて、驚異的な仕上がりと今までにない大きさを見せて優勝した鈴木が今大会も優勝候補筆頭に挙げられていた。ところが、蓋を開けてみると、東京クラス別で見せたあの大きさは陰を潜め、苦戦をしいられていた。その中でトップを獲ったのは石井である。今回は持ち前のバルクで勝利をもぎ取った形だが、ポーズにやや癖があるところが気になるので、今後改善すべき点であると感じた。2位には常に安定した仕上がりと、華麗なポージングの土金正巳。鈴木は結局3位。最終調整で何か問題があったのだろうか?
2位 土金正巳(東京)[左]  3位 鈴木理克(東京)[右]

2位 土金正巳(東京)[左]  3位 鈴木理克(東京)[右]

左から、4位 須金慶紀(千葉) 5位 北島 崇(東京) 6位 須土屋みのる(神奈川)

左から、4位 須金慶紀(千葉) 5位 北島 崇(東京) 6位 須土屋みのる(神奈川)

65kg級
優勝 石井輝男(東京)
2位 土金正巳(東京)
3位 鈴木理克(東京)
4位 須金慶紀(千葉)
5位 北島 崇(東京)
6位 須土屋みのる(神奈川)

70kg級

優勝 国塚清久(神奈川)

優勝 国塚清久(神奈川)

毎年激戦の70kg級。昨年2位国塚と3位宇野の一騎討ちとなった。脚のボリューム感では宇野、広背筋の広がりと背面では国塚、と甲乙付けがたいところだが、やはりトータルバランスに優れている国塚が優勝。また、今大会5位に甘んじた豊島悟は丸々とした圧倒的な筋量と理想的な広背筋の広がりを持つ選手だが、あと一絞り、いや二絞りできていれば、確実に優勝争いに加わっていたと思われるので、今後完璧に仕上がった姿を誰もが期待するところだ。
2位 宇野明訓(東京)[左] 3位 中村貴裕(東京)[右]

2位 宇野明訓(東京)[左] 3位 中村貴裕(東京)[右]

左から、4位 嶋田泰次郎(東京) 5位 豊島 悟(茨城) 6位 鈴木康克(東京)

左から、4位 嶋田泰次郎(東京) 5位 豊島 悟(茨城) 6位 鈴木康克(東京)

70kg級
優勝 国塚清久(神奈川)
2位 宇野明訓(東京)
3位 中村貴裕(東京)
4位 嶋田泰次郎(東京)
5位 豊島 悟(茨城)
6位 鈴木康克(東京)

75kg級

優勝 寺地進一(東京)

優勝 寺地進一(東京)

昨年2位の宇野、2週前の東京クラス別の覇者・寺地が優勝候補であったが、そこに伏兵が登場。2年前のミスター千葉・関口である。ブロック大会初登場の関口であったが、宇野と寺地と並んでも全く引けをとっていない、いやむしろトータルバランスからすると優れているようにも見えた。結果的には3位となったが、今後、今の形を維持したまま、筋密度がついてくると、さらに上の大会のタイトルも望めるであろう。優勝は寺地。決して大きな筋肉を持つ訳ではないが、その筋密度は特筆すべきものがある。正面から見た大腿部の発達が著しい宇野であったが、今年も2位に甘んじる結果となってしまった
2位 宇野賢明(東京)[左] 3位 関口貴夫(千葉)[右]

2位 宇野賢明(東京)[左] 3位 関口貴夫(千葉)[右]

左から、4位 滝澤 勤(東京) 5位 兜森 剛(神奈川) 6位 村越竜次(東京)

左から、4位 滝澤 勤(東京) 5位 兜森 剛(神奈川) 6位 村越竜次(東京)

75kg級
優勝 寺地進一(東京)
2位 宇野賢明(東京)
3位 関口貴夫(千葉)
4位 滝澤 勤(東京)
5位 兜森 剛(神奈川)
6位 村越竜次(東京)

75kg超級

優勝 西川正洋(東京)

優勝 西川正洋(東京)

大型ビルダーの西川と田口はこのところ、どの大会でも優勝争いを繰り広げているが、今大会も2人を中心に比較審査が行われた。また、今年東京オープンで鮮烈なデビューを果たした吉田は今回、3位。腕が太く、スケール感のある身体で今後大いに期待できるところだが、ポーズにやや癖が見られるので、改善を望むところだ。2位の田口は単体でみると十分大きな身体だが、西川とならぶと分が悪い。西川は十分な大きさで、仕上がりも万全。しかし、これから上を目指すには、より完成度を高めて、もっとメリハリのある身体を目指して邁進してもらいたい
2位 田口俊介(東京)[左] 3位 吉田 遵(東京)[右]

2位 田口俊介(東京)[左] 3位 吉田 遵(東京)[右]

左から、4位 谷澤一矢(神奈川) 5位 内山剛志(千葉) 6位 堀内 誠(東京)

左から、4位 谷澤一矢(神奈川) 5位 内山剛志(千葉) 6位 堀内 誠(東京)

75kg超級
優勝 西川正洋(東京)
2位 田口俊介(東京)
3位 吉田 遵(東京)
4位 谷澤一矢(神奈川)
5位 内山剛志(千葉)
6位 堀内 誠(東京)
[ 月刊ボディビルディング 2013年11月号 ]

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