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日本ボディビル実業団連盟主催 1986年度第20回パワーリフティング選手権大会

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月刊ボディビルディング1986年7月号
掲載日:2021.12.16

最優秀選手賞は篠原幹雄(富士通会津)に
日本電気が団体戦4連覇

 大会は5月25日、千葉県・柏総合体育館に男子44名、女子9名の選手が参加して行われた。
 今回、最優秀選手に選ばれた60kg級の篠原は、42歳という年令を感じさせない安定したパワーをみせ、トータル490kgで優勝。
 75kg級では、帖地がデッドリフトで242.5kgの実業団新記録を樹立し見事、優勝を飾った。
 67.5kg級は今回、激戦区となり優勝の行方は混とんとしていたが、平川が頭ひとつ抜け出して優勝を勝ちとった。
 90kg級優勝の藤本はトータル630㎏で今大会の出場選手中、最高重量をマークした。
 そのほか52kg級は城戸、56kg級は新人賞を獲得した林田、82.5kg級は杉本、90kg超級は大河内がそれぞれ栄冠を手にした。
 女子の部では、56kg級の川島が追いすがる若手を押えトータル267 . 5㎏で優勝し、敢闘賞も手中にした。また、48kg級は新人賞を獲得した三浦、52㎏級は井上、60kg級は三上がそれぞれ優勝した。それにしても、全国規模の大会としては、男子、女子とも記録的にはかなり低調であった。
 団体戦は、日本電気が4年連続の優勝を成し遂げ、2位・富士通、3位・日産自動車という結果であった。
 なお、各クラスの成績は別表のとおり。

日本ボディビル実業団連盟主催1986年度第20回パワーリフティング選手権大会成績表

記事画像1
52kg級優勝・城戸力夫選手 S110.0 B80.0 D132.5

52kg級優勝・城戸力夫選手 S110.0 B80.0 D132.5

56㎏級優勝・林田文博選手 S140.0 B97.5 D160.0 T397.5

56㎏級優勝・林田文博選手 S140.0 B97.5 D160.0 T397.5

67.5㎏級優勝・平川雅敏選手 S170.0 B135.0  Bl35.0 D180.0 T485.0

67.5㎏級優勝・平川雅敏選手 S170.0 B135.0 Bl35.0 D180.0 T485.0

団体優勝・日本電気チーム

団体優勝・日本電気チーム

75㎏級優勝・帖地 護選手S210.0 B120.0 D242.5 T572.5

75㎏級優勝・帖地 護選手S210.0 B120.0 D242.5 T572.5

 82.5㎏級優勝・杉本好二選手S210.0 B135.0 D190.0 T535.0

82.5㎏級優勝・杉本好二選手S210.0 B135.0 D190.0 T535.0

60㎏級優勝・篠原幹雄選手S180.0 B120.0 D190.0 T490.0

60㎏級優勝・篠原幹雄選手S180.0 B120.0 D190.0 T490.0

90kg級優勝・藤本博幸選手S250.0 B 150.0 D230.0 T 630.0

90kg級優勝・藤本博幸選手S250.0 B 150.0 D230.0 T 630.0

女子56㎏級優勝・川島美代子選手S100.0 B52.5 D115.0 T267.5

女子56㎏級優勝・川島美代子選手S100.0 B52.5 D115.0 T267.5

月刊ボディビルディング1986年7月号

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