気圧とトレーニングについて①
掲載日:2018.10.10
   
            
          
          フィジークオンラインをご覧の皆様、三橋忠です。(加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院院長、ファイン・ラボフィットパーソナルトレーナー・横浜医療専門学校非常勤講師)
私のスタジオでは、加圧トレーニング、酸素カプセルなど、大気の圧力調整によるプログラムを提供しています。その中で、気圧、気温、湿度の違いなどによって、トレーニングにも影響が出るので、今回は「気圧とトレーニング」についてご説明致します。
        
        
        
              私のスタジオでは、加圧トレーニング、酸素カプセルなど、大気の圧力調整によるプログラムを提供しています。その中で、気圧、気温、湿度の違いなどによって、トレーニングにも影響が出るので、今回は「気圧とトレーニング」についてご説明致します。
①気圧と不調について
          秋に入り気候が、急に温かくなったり、急に冷え込んだりと大気も不安定な状態が続くと、天候によって「身体が重たい」「今日はトレーニングしたくないなあ」と、体調・気分が憂鬱になる日があると思います。特に脚のトレーニングの日には(^^:)w
中でも低気圧になると体調を崩す方をよく見受けられます。症状も頭痛・肩こり・腰痛・古傷のうずき・だるさ・倦怠感と様々です。
なぜ気圧が下がると体調に変化が出るかというと、気圧が下がると身体に受ける空気圧が下がり、結果、身体もわずかに膨張し血管やリンパへの圧力は弱まり、血行が悪くなります。
更に言うと、低気圧で安定していれば身体も慣れるのですが、急激に高気圧から低気圧に下がるときが一番不調に繋がります。
        
        
        
          中でも低気圧になると体調を崩す方をよく見受けられます。症状も頭痛・肩こり・腰痛・古傷のうずき・だるさ・倦怠感と様々です。
なぜ気圧が下がると体調に変化が出るかというと、気圧が下がると身体に受ける空気圧が下がり、結果、身体もわずかに膨張し血管やリンパへの圧力は弱まり、血行が悪くなります。
更に言うと、低気圧で安定していれば身体も慣れるのですが、急激に高気圧から低気圧に下がるときが一番不調に繋がります。
②高気圧・低気圧とトレーニング
          例えるなら、水道にホースを繋ぎ、ホースの先を指で狭めると水圧が上がり、水は遠くに飛びます(高気圧)。逆に、ホースに何も圧力を加えなければ水圧がないので、水は遠くには飛びません(低気圧)。
高気圧の時に調子が良いのは、上記の理由で血液の循環が良く、身体の反応もスムーズで運動に適しており、疲労物質の排出もスムーズに行われます。
逆に低気圧の時は、身体に血液を巡らせる為によりエネルギーが必要になります。
これは筋肉量が少なかったり、有酸素運動不足で循環が悪い人にとっては、覿面(てきめん)に不調を感じます。
スポーツ選手が冬でも気候の良いハワイやグァムで合宿をするのは、気温の高さや高気圧の恩恵を受けられるからです。
また高気圧酸素カプセルも、通常の大気圧1気圧→1.3気圧の高気圧まで上げるので、低気圧で不調が続く方にはお勧めします。
        
        
        
          高気圧の時に調子が良いのは、上記の理由で血液の循環が良く、身体の反応もスムーズで運動に適しており、疲労物質の排出もスムーズに行われます。
逆に低気圧の時は、身体に血液を巡らせる為によりエネルギーが必要になります。
これは筋肉量が少なかったり、有酸素運動不足で循環が悪い人にとっては、覿面(てきめん)に不調を感じます。
スポーツ選手が冬でも気候の良いハワイやグァムで合宿をするのは、気温の高さや高気圧の恩恵を受けられるからです。
また高気圧酸素カプセルも、通常の大気圧1気圧→1.3気圧の高気圧まで上げるので、低気圧で不調が続く方にはお勧めします。
 
            
          ③気圧と自律神経
          気圧の変化に対して人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようと自律神経が働きます。
自律神経系の交感神経と副交感神経は、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる、活動神経の働きがあります。
一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる、休息神経の働きがあります。この交感神経と副交感神経の調整が上手でないと、身体の舵取り機能がスムーズに行かないので、ストレス社会の荒波に飲まれて不調が起きます。
自律神経も気圧が低くなると、大気の微妙な変化を感じ、身体が「休息状態」ととらえ、副交感神経が優位となり、眠気、だるい、倦怠感などの状態になります。
これからヘビーにトレーニングしたい人にとっては、このスイッチの切り替えをスムーズにしたいところです。
        
        
          自律神経系の交感神経と副交感神経は、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる、活動神経の働きがあります。
一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる、休息神経の働きがあります。この交感神経と副交感神経の調整が上手でないと、身体の舵取り機能がスムーズに行かないので、ストレス社会の荒波に飲まれて不調が起きます。
自律神経も気圧が低くなると、大気の微妙な変化を感じ、身体が「休息状態」ととらえ、副交感神経が優位となり、眠気、だるい、倦怠感などの状態になります。
これからヘビーにトレーニングしたい人にとっては、このスイッチの切り替えをスムーズにしたいところです。
④気候が悪い日のトレーニング
          ポイントとなるトレーニング日の気候が悪いと憂鬱だと思いますが、余程体調悪くなければトレーニングはするべきです。そして下記の点を気をつけてジムに向かってください。
① 「今日はみんな同じ条件」と思って開き直ってみてください
② 血流を良くする為、ハイレップなウオーミングアップを念入りに行う
③ 食事、ウェアなど、身体を温める工夫をする
④ 循環を良くする為に有酸素運動を行う
⑤ 亜鉛、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、B2を摂取する
⑥ ⑤を踏まえて過剰な糖分を取らない
⑦ NO(一酸化窒素)系サプリメントを摂取する
        
        
        
          ① 「今日はみんな同じ条件」と思って開き直ってみてください
② 血流を良くする為、ハイレップなウオーミングアップを念入りに行う
③ 食事、ウェアなど、身体を温める工夫をする
④ 循環を良くする為に有酸素運動を行う
⑤ 亜鉛、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、B2を摂取する
⑥ ⑤を踏まえて過剰な糖分を取らない
⑦ NO(一酸化窒素)系サプリメントを摂取する
まとめ
          今回は「気圧とトレーニング」についての総論でした。気圧に対しての対策ができると、日常が快適に過ごせます。
また次回は改善する為のトレーニング、体操、ライフスタイルなどを紹介します。
次回:気圧とトレーニング②
        
        
        
        
          
      
      
    また次回は改善する為のトレーニング、体操、ライフスタイルなどを紹介します。
次回:気圧とトレーニング②
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            三橋 忠
 加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院 代表
 ファイン・ラボフィット パーソナルトレーナー
 大手スポーツクラブのチーフトレーナー・責任者を経験した後、パーソナルトレーニングスタジオ店長として4年間勤務し、整形外科・接骨院でもキャリアを積み、2011年に加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院を開業。パーソナルトレーニングで年間3500 セッションの指導を行う。
 <資格>
 ・厚生労働大臣認定柔道整復師
 ・加圧スペシャルインストラクター
 ・米国認定ストレングス&コンディショントレーナー(NESTA-PFT)
 ・キネシオテーピングトレーナー
 <競技実績>
 2008年ボディビルMr茨城 準優勝
 2008年ボディビルMr茨城70kg以下級 準優勝
 2009年ボディビルMr茨城70kg以下級 優勝
 
 
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